2014/04/05

[iOS]カメラ勉強備忘録 - その2(CIDetector のメモリリーク)

こんばんわ!
あまりブログを書けてませんが、粛々と勉強中です。

CIDetector を使用して顔認識までは無事出来ました。
が、CIDetector のメモリリークにはまったのでメモ。
( iOS7.1 SDK を使用 )

captureOutput:didOutputSampleBuffer:fromConnection: メソッドで
取得したすべてのカメラ画像に対して顔認識しています。
その際、CIDetector は生成する際のコストが高いため使い回わしていましたが、
これがまずかった。

static CIDetector *detector = nil;
static dispatch_once_t onceToken;
dispatch_once(&onceToken, ^{
    detector = [CIDetector detectorOfType:CIDetectorTypeFace
                                  context:nil
                                  options:@{CIDetectorAccuracy: CIDetectorAccuracyLow}];
});
    
NSDictionary *options = @{
                          CIDetectorSmile: @(YES),
                          CIDetectorEyeBlink: @(YES),
                          };
    
NSArray *features = [detector featuresInImage:ciImage options:options];


同一の CIDetector インスタンスに対して featuresInImage: メソッドの実行を
繰り返すと、毎回メモリリーク( CIDetector のバグ?)していき、
最終的にはアプリが強制終了した。

回避方法としては、CIDetector インスタンスを毎回生成するように修正する。

 CIDetector *detector = [CIDetector detectorOfType:CIDetectorTypeFace
                                           context:nil
                                           options:@{CIDetectorAccuracy: CIDetectorAccuracyLow}];
        
 NSDictionary *options = @{
                           CIDetectorSmile: @(YES),
                           CIDetectorEyeBlink: @(YES),
                           };
        
 NSArray *features = [detector featuresInImage:ciImage options:options];

これで、OK!
性能は悪くなるが、仕方なしとしよう。

2014/03/08

[iOS]iOS Developer Programへの登録方法


iOSアプリを実機で動作確認したり、アプリをApp Storeで公開するためには、iOS Developer Programに登録(参加)する必要があります。

今回、その登録方法をスクリーンショット付きでメモしました。
登録には1〜2日かかる(Activationのメール待ち)ので、時間に余裕持って作業ましょう。
 ※2014/03/02 時点での情報となります。
 ※支払いには「クレジットカード」または、「Apple Storeギフトカード」が
  必要となります。

なお、私は既にApple ID 取得済みでしたので、その手順は省略しています。

1.iOS Developer Program のサイトにアクセスします。


2.「今すぐ登録」を押下します。


3.「続ける」を押下します。


4.今回は、Apple IDは作成済みなので「Sign In」を押下します。



5.「Apple ID」と「Password」を入力して「Sign In」します。



6.「Individual(個人)」を選択します。



7.「クレジットカードの情報」、「存在する住所」を入力します。
  この時、氏名、住所などに全角文字(漢字やひらがな)を使用せず、
  ローマ字で入力した方がよいです(文字化けします)。



8.[iOS Developer Program] にチェックして、[Continue]を押下します。




9.「iOS Developer Programの金額」、「入力した情報」を確認して
   [Continue] を押下。

  氏名などが文字化けしているのは、漢字などの全角文字を使用して
  しまったせいです ^^;
  


10.ライセンスに目を通し、同意したことを表すチェックをし、
[I Agree]を押下します。


11.「Buy Now」を押下します。



12.もう一度ログインします。



13.支払いに必要な情報を入力します。
今回はクレジットカードで支払いをしました。


14.入力した情報、金額を確認し、「ご注文の確定」を押下します。



15.購入が完了しましたので、あらためて、iOS Developer Centerへ
ログインします。


16.ログインして、[View Details]を押下すると、以下の画面のように

  「Contacting Your Reference」と表示されている画面が表示されます。
   ※どうやら私が入力した情報について、Appleが本人確認をしているようです。
    この本人確認プロセスが1〜2日かかるようで、完了するとiOS Developer 
    Program の年間契約が開始となります。

   私はここでよくわからずに「Contact Us」から問い合わせしてしまいましたが、
   質問の回答が来る前にプロセス完了のメールが来ました。
   

17.本人確認プロセスが完了すると、Appleから以下のメール2通(英語、日本語)が

   来ました(私はこのメールが来るまで2日ほどかかりました)。
   このメールの受信日から1年間が契約期間になります。














18.あらためて iOS Developer Center にログインすると、

   以下の画面のようなメニューが表示されていて、証明書などの
   作成ができるようになっています。


iOS Developer Program への登録が無事完了しました。

iOSアプリ開発をみんなで楽しみましょうー!!


2014/02/23

[小ワザ] Bloggerにキレイにソースコードを表示する方法


Bloggerでソースコードをキレイに表示する方法でハマったのでメモ。

1.以下のサイトを参考にSyntaxHighlighterをダウンロードします。



2.ダウンロードしたファイルの配置


 Bloggerにファイルをアップロードできればよいのですが、
 できないみたいなので、DropboxのPublicフォルダで代用します。

 Publicフォルダに配置することで外部からファイルを参照できるようになります。
 ファイルを配置後「公開リンクをコピー」でURLを取得し、「src=」に指定すればOK。
    
 


気になるページの表示にかかる時間ですが、せいぜいファイル数が4つなので体感できるほどではないかと。
問題があるようだったら別の方法を考えます。

2014/01/27

[iOS]カメラ勉強備忘録 - その1



iOSのプログラミングについて備忘録的に書いていこうと思います。

最終的には、AVFoundation を使用してリアルタイム顔認識したいです。

まずは、CoreImageを使ってフィルターの勉強をするために
以下のサイトを参考にさせていただきました。

・iPhoneカメラアプリ開発入門(第一回)

実装方法の詳細は上記サイトの通りなので、
CIFilterを作成する際にちょっと一工夫。

/** 画像に指定されたフィルタを適用する */
+ (UIImage *)adhibitionFilter:(UIImage *)image withFilter:(TImageFilters)type
{
    if (type == TImageFilterNone) {
        return image;
    }
    
    // CoreImageFilterを作成する
    CIFilter *filter = [[self class] createFilterWithType:type intensity:1.0f targetImage:image];
    
    // coreimageコンテクストを作成
    CIContext *ciContext = [CIContext contextWithOptions:nil];
    
    // フィルタを適用
    CGImageRef cgImage = [ciContext createCGImage:filter.outputImage fromRect:[filter.outputImage extent]];
    
    // UIImageに変換
    UIImage *retImage = [UIImage imageWithCGImage:cgImage scale:image.scale orientation:UIImageOrientationUp];
    
    CGImageRelease(cgImage);
    
    return retImage;
    
}

/** フィルターを生成する */
+ (CIFilter *)createFilterWithType:(TImageFilters)type
                         intensity:(CGFloat)intensity
                       targetImage:(UIImage *)image
{
    CIImage *ciImage = [[CIImage alloc] initWithImage:image];

    // CoreImageFilterを作成する
    CIFilter *filter = [CIFilter filterWithName:[[self class] createFilterNameWithType:type]];
    
    [filter setValue:ciImage forKey:kCIInputImageKey];

    /** ### */
    /** パラメータを動的に生成して、どんなフィルタ名にも対応できるようにしています */
    /** ### */
    NSDictionary *params = [[self class] createFilterParametarWithType:type];
    NSArray *keys = [params allKeys];
    for (NSString *key in keys) {
        /** フィルタに存在しないパラメータの場合は設定しない */
        if ([filter respondsToSelector:NSSelectorFromString(key)] == NO) {
            continue;
        }
        
        [filter setValue:[params objectForKey:key] forKey:key];
    }
    
    return filter;
}

/** フィルタータイプにあったフィルタ名を生成する */
+ (NSString *)createFilterNameWithType:(TImageFilters)type
{
    
    NSString *name = nil;
    
    switch (type) {
        case TImageFilterMonochrome:
        case TImageFilterMonoSepia:
            name = kFilterNameMonochrome;
            break;
            
        case TImageFilterSepiaTone:
            name = kFilterNameSepiaTone;
            break;
            
        case TImageFilterNone:
        default:
            name = nil;
            break;
    }
    
    return name;
}

/** フィルタータイプにあったパラメータを生成する */
+ (NSDictionary *)createFilterParametarWithType:(TImageFilters)type
{
    
    NSMutableDictionary *params = [[NSMutableDictionary alloc] init];
    
    // CIFilterに指定するパラメータ名
    NSString * const keyInputColor     = @"inputColor";
    NSString * const keyInputIntensity = @"inputIntensity";
    
    switch (type) {
        case TImageFilterMonochrome:
        case TImageFilterMonoSepia:
            
            // パラメータ:入力色(RGBのフィルタ係数)
            [params setObject:[[self class] createCIColorWithType:type] forKey:keyInputColor];
            // パラメータ:適用度 (0.5で半分になる)
            [params setObject:[NSNumber numberWithFloat:1.0f] forKey:keyInputIntensity];
            
            break;
            
        case TImageFilterSepiaTone:
            // パラメータ:適用度 (0.5で半分になる)
            [params setObject:[NSNumber numberWithFloat:1.0f] forKey:keyInputIntensity];
            break;
            
        case TImageFilterNone:
        default:

            break;
    }
    
    return params;
}

実行結果は以下のとおりです。
UIPickerView を使ってフィルターを動的に選択できるようにしています。

 ・フィルター無し

 ・モノクロ

 ・セピア(CIColorMonochromeフィルタ)

・セピア(CISepiaToneフィルタ)

次回は、AVFoundation についての勉強か iOS Dev Program に登録します。